足場崩落で死亡の19歳元高校球児 恩師「常に前向きな努力家だった」と追悼
足場崩落死亡の19歳元高校球児 恩師が追悼 (08.04.2026)

川崎市の製鉄所で発生した足場崩落事故 19歳の元高校球児が死亡

2026年4月7日夕方、川崎市川崎区のJFEスチール東日本製鉄所の敷地内において、大型クレーンの解体作業中に足場が崩落する重大な事故が発生しました。この事故により、千葉ケン志朗さん(19)が死亡するという痛ましい結果となりました。

元高校野球部員として活躍 恩師が明かす人柄

亡くなった千葉さんは、千葉県酒々井町にある東京学館高校を卒業した元高校球児でした。同校野球部の監督であり教諭でもある市川知明さん(38)は、朝日新聞の取材に対し、かつての教え子について次のように語りました。

「常に前向きで、どんなに不調でつらい時でも練習を欠かさない真面目な生徒でした。指導するなかで、こちらも努力はいつか報われるのだと教わったほどです」

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市川監督は、千葉さんが1年生の時から捕手として試合に出場し、チームに貢献していたことを明かしました。また、「彼の突然の訃報に接し、言葉にできないほどのショックを覚えています。あれほど頑張っていた青年が…」と、悲しみに暮れる様子を語りました。

事故現場の状況と捜索活動の経緯

事故が発生したのは、製鉄所敷地内での大型クレーン解体作業中でした。足場が崩落した際には、「ドンドン」と響く大きな音が周囲に聞こえたとの証言もあります。当初は2人の死亡が確認され、1人の行方不明者がいましたが、その後、新たに1人の死亡が確認され、死者は合計3人となりました。

現場では、行方不明者の捜索が一時中断されていましたが、安全を確保した上で再開されました。事故の詳細な原因については、現在も関係当局による調査が続けられています。

地域社会に広がる悲しみと安全対策への警鐘

この事故は、単なる労働災害を超えて、地域社会全体に深い悲しみをもたらしています。千葉さんがかつて所属していた高校の関係者をはじめ、多くの人々が若き命の突然の喪失に胸を痛めています。

また、このような重大事故が発生したことにより、建設現場や解体作業における安全対策の重要性が改めて問われることとなりました。作業現場の安全管理体制の見直しや、再発防止策の徹底が急務となっています。

千葉ケン志朗さんのご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、同じような悲劇が二度と繰り返されないことを願わずにはいられません。

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