ネパール中部でバスが川に転落、18名が死亡 邦人女性も負傷
2026年2月23日未明、ネパール中部のダディン郡において、幹線道路を走行中のバスが崖から約300メートル下の川へ転落する大惨事が発生しました。現地警察の発表によると、この事故により運転手と乗客合わせて18名が死亡し、さらに26名が負傷する深刻な事態となりました。
邦人女性1名が負傷、事故原因は調査中
負傷者の中には日本人女性(26歳)が1名含まれていることが確認されています。同女性の現在の容体や詳細な状況については、現地当局や在外公館を通じて情報収集が進められています。警察は事故の原因を究明するため、現場で詳細な調査を実施中です。
事故を起こしたバスは、ヒマラヤ観光の拠点として国内外から多くの旅行者が訪れる中部の都市ポカラを出発し、首都カトマンズへ向かっていた途中でした。観光客や地元住民の重要な足として利用される路線での事故だけに、現地では大きな衝撃が広がっています。
山岳地帯の道路インフラの脆弱性が背景に
ネパールは国土の多くが険しい山岳地帯であり、道路インフラが十分に整備されていない地域が少なくありません。このような地理的条件から、バスの転落事故が頻発していることが長年の課題となっています。
- 急峻な地形とカーブの多い道路
- 老朽化した車両や運転環境の問題
- 悪天候時の安全対策の不備
今回の事故も、こうした構造的な問題が背景にある可能性が指摘されており、現地政府による道路整備や交通安全対策の強化が改めて求められる事態となりました。
国際社会からも支援の手が差し伸べられており、日本政府をはじめとする各国がネパール当局と連携し、負傷者の救護や事故原因の解明に協力しています。今後の調査結果によっては、観光業にも影響が及ぶ可能性が懸念されています。



