京都・南丹の男児遺体発見で自宅を家宅捜索 死体遺棄容疑で本格捜査へ
京都府南丹市の山中で見つかった11歳の男児の遺体をめぐり、京都府警は2026年4月15日午前、死体遺棄の疑いで男児の自宅に対する家宅捜索を開始した。捜査関係者への取材により明らかになった。府警は、男児の通学かばんと靴、遺体がそれぞれ別の場所から発見された状況から、事件性を強く疑い、本格的な捜査に乗り出した。
遺体は3月下旬に死亡と推定 死因は不詳
府警によると、遺体は4月13日に南丹市園部町の山中で発見された。司法解剖の結果、死因は現時点では不詳とされ、死亡時期は3月下旬と推定されている。発見時、男児は靴を履いていなかったことなどから、府警は事件に巻き込まれた後、別の場所から運ばれてきた可能性が高いとみて、慎重に捜査を進めている。
男児の消息は3月23日に途絶える
男児は安達結希さん(11)で、市立園部小学校に通学していた。府警や学校への父親の説明では、安達さんは3月23日、父親が運転する車で登校し、学校の敷地内にある学童保育施設の前で降車した後、行方がわからなくなったとされている。この日を最後に消息が途絶え、府警や地元消防団が連日、大規模な捜索活動を展開していた。
かばんと靴が別々の場所で発見される
捜索が続く中、3月29日には学校から西に約3キロ離れた山中で、安達さんの黄色い通学かばんが見つかったという内容の110番通報があった。さらに4月12日には、安達さんの自宅と園部小学校の間の山の中で、子どものものとみられる靴が発見された。この靴は、安達さんが行方不明当時に履いていたとされるものと特徴が似ているという。
捜索範囲を拡大し遺体を発見
府警は翌13日、学校に近いエリアに捜索範囲を広げ、園部小学校から南西に約2キロの山中を警察官が捜索した結果、遺体を発見した。これを受け、府警は死体遺棄容疑を軸に捜査を本格化させ、15日午前には安達さんの自宅で家宅捜索を実施した。現場付近では、警察関係者が慎重に状況を調べる様子が確認されている。
この事件は、地域社会に大きな衝撃を与えており、府警は引き続き詳細な経緯解明に全力を挙げている。安達さんの家族や関係者への支援も求められる中、早期の真相究明が期待されている。



