中国大使館侵入事件、自衛官を銃刀法違反で再逮捕 包丁携帯の疑い
中国大使館侵入の自衛官、銃刀法違反で再逮捕 包丁携帯か

中国大使館侵入事件で自衛官を銃刀法違反容疑で再逮捕 包丁携帯の疑い

東京都港区の中国大使館に侵入したとして逮捕された自衛隊員の男について、警視庁は2026年4月14日、銃刀法違反の疑いで再逮捕したと発表しました。事件は国際的な緊張を背景に、安全保障上の懸念を呼んでいます。

包丁を携帯して大使館に侵入か

再逮捕されたのは、陸上自衛隊えびの駐屯地所属の3等陸尉、村田晃大容疑者(23)です。警視庁公安部によると、村田容疑者は2026年3月24日午前8時55分ごろ、正当な理由がないのに、中国大使館の敷地内でナップサック内に刃体の長さ約18センチの包丁1本を携帯していた疑いが持たれています。

捜査関係者への取材によると、村田容疑者は中国大使館に隣接するビルから柵を乗り越えて侵入したとみられています。大使館関係者に自ら「大使と面会したい」などと声をかけ、その場で身柄を確保されました。その後、警視庁に引き渡され、建造物侵入容疑で逮捕されていました。

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動機は「中国に強硬発言を控えてほしかった」

公安部の発表では、逮捕時、村田容疑者は「中国に強硬発言を控えてほしかった」という趣旨の話をしていたとされています。さらに、敷地内の植え込みからは包丁が見つかっており、村田容疑者が持ち込んだとみられています。

捜査関係者によると、村田容疑者は「大使に意見を伝えて受け入れられなかった場合は自決して相手を驚かせようとした」と説明したという情報もあります。この供述から、計画的な行動であった可能性が浮上しています。

単独犯行とみて動機を詳細に調査

警視庁公安部は、村田容疑者が単独で事件を起こしたとみて、詳しい動機や背景を調べています。事件は、日中間の外交関係や安全保障環境を考慮すると、極めてセンシティブな性質を持っています。

村田容疑者は宮崎県えびの市出身で、陸上自衛隊えびの駐屯地に所属していました。今回の再逮捕により、建造物侵入に加えて武器の不法所持という重大な容疑が追加され、事件の深刻さが一層明らかになりました。

中国大使館側は、事件発生後、日本政府に対し厳重な抗議を行っており、外交ルートを通じた対応が続いています。日本政府は、事件を真摯に受け止め、再発防止に努める姿勢を示していますが、国際社会からの注目は高まる一方です。

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