愛媛県警警官が名古屋の秀吉像の首を折り懲戒処分 器物損壊容疑で書類送検も不起訴
秀吉像の首折った警官を懲戒処分 愛媛県警 名古屋商店街で器物損壊

愛媛県警警官が名古屋の秀吉像を損壊 懲戒処分に

愛媛県警察は、名古屋市の商店街に設置されている豊臣秀吉像の首を折ったとして、男性警部補(当時)に対して戒告の懲戒処分を科したことが明らかになった。この事実は、県警に対する情報公開請求によって判明したもので、処分は4月1日付で行われている。

器物損壊容疑で書類送検も不起訴に

警部補は器物損壊の容疑で名古屋地方検察庁に書類送検されたが、その後不起訴処分となっている。事件は昨年8月下旬に発生し、名古屋市西区の商店街入り口に設置されていた秀吉像の首が折られているのが発見された。

愛媛県警監察官室の説明によると、警部補は昨年8月、出張で名古屋市内を訪れた際、酒に酔った状態で像の頭部を手で回し、損壊させたという。現場は商店街の目立つ場所に設置された像で、地域のシンボル的な存在であった。

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「元々壊れていた」と主張 関係者には謝罪

警部補は調査に対し、「像に触ったところ、音がして頭部が回った。元々壊れていたと思った」と説明し、故意に壊したことは認めていない。しかしながら、関係者に対しては謝罪を行ったとされている。

この事件では、警部補と一緒にいた男性警視を含む3人の警察官についても、適切な届け出を怠ったとして、所属長訓戒や所属長注意の処分が科せられている。県警内部での対応が不十分であった点も浮き彫りになった。

地域の歴史的シンボルに対する損害

損壊された豊臣秀吉像は、商店街の活性化と地域の歴史的アイデンティティを象徴するものとして設置されていた。像の損壊は、地域住民からも衝撃をもって受け止められ、文化財的な価値に対する配慮の欠如が問題視されている。

愛媛県警察本部は、警察官の不適切な行動に対して厳正に対処する姿勢を示したが、公務員としての規範意識の向上が改めて求められる結果となった。今回の処分は、警察組織内部の規律維持と信頼回復を図るための措置として位置づけられている。

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