スーパー「オーケー」で偽造商品券使用疑い 神奈川県警が捜査開始
オーケーで偽造商品券使用疑い 神奈川県警が捜査

スーパー「オーケー」で偽造商品券が使用された疑い 神奈川県警が本格捜査へ

首都圏を中心にスーパーマーケットを展開する「オーケー」(本社:横浜市西区)は、神奈川県内の店舗において、偽造された疑いのある商品券が複数枚使用されていた事実を明らかにしました。同社が4月6日に発表した内容によると、問題の商品券は合計10枚にのぼり、神奈川県警察は現在、偽造有価証券行使や詐欺の疑いを視野に入れた捜査を進めています。

架空のシリアル番号が記された偽造券

オーケー社の内部調査によれば、2026年3月に実施された社内照会作業の過程で、特定店舗のレジにおける支払いにおいて、偽造された可能性が高い商品券が利用されていたことが判明しました。問題の商品券には、いずれも架空のシリアル番号が記載されており、正規の券とは明らかに異なる特徴が確認されています。

同社が発行する「オーケー商品券」は、主にサービスカウンターでの販売や、各種イベントでの配布を通じて流通しており、2千円券と3千円券の2種類が存在します。今回発覚した偽造券は、これらの正規商品券を巧妙に模倣したものと見られています。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

再発防止に向けた具体的な対策を実施

オーケー社は、今回の事態を受けて、即時的な再発防止策を講じることを決定しました。具体的な措置として、以下の対策を実施する方針です。

  • 全店舗におけるレジでの商品券取り扱いを当面の間停止し、サービスカウンターのみでの受け付けに限定
  • 偽造防止を目的とした券面の全面刷新を含む、セキュリティ強化策の検討と導入
  • 従業員に対する商品券取扱いに関する再教育と監視体制の強化

これらの対策は、不正利用の拡大を防ぐとともに、顧客の信頼回復を目指すための緊急措置として位置づけられています。同社広報担当者は、「お客様にご不便をおかけすることになりますが、セキュリティ確保のためご理解いただきたい」とコメントしています。

神奈川県警が本格的な捜査を開始

神奈川県警察は、オーケー社からの通報を受け、偽造有価証券行使罪や詐欺罪の適用可能性を検討しながら、本格的な捜査に乗り出しました。現在のところ、偽造券を使用した人物やグループの特定、偽造経路の解明を重点的に進めている模様です。

捜査関係者によれば、偽造商品券は比較的精度が高く、専門的な知識を持った人物による関与が疑われるとの見方を示しています。また、今回発覚した10枚以外にも、未発覚の偽造券が流通している可能性も否定できず、調査範囲が拡大する見込みです。

小売業界では近年、電子マネーやQRコード決済の普及が進む一方で、従来型の商品券を悪用した犯罪も後を絶たず、業界全体で対策強化が急務となっています。今回の事件は、そのような背景の中で発生したものであり、関係各所に大きな衝撃を与えています。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ