違法薬物成分「カート」密輸で全国初摘発、ソマリア国籍の男を逮捕
カート密輸で全国初摘発、ソマリア国籍男を逮捕

違法薬物成分「カート」密輸事件で全国初の摘発、ソマリア国籍の男を逮捕

関東信越厚生局麻薬取締部は、違法薬物の成分を含む植物「カート」約200キロを密輸したとして、2026年3月17日、ソマリア国籍で埼玉県春日部市在住の無職、ムスタファ・ヒラド・オメル被告(48歳)を麻薬取締法違反(営利目的輸入)の容疑で逮捕したと発表しました。カートを巡る同法違反事件の摘発は全国で初めてとなります。

容疑内容と事件の詳細

発表によると、ムスタファ被告は氏名不詳者と共謀して、昨年2025年10月にカート約200キロをルワンダから自宅宛てに発送し、羽田空港に到着させて密輸した疑いが持たれています。この密輸事件は、国際的な薬物取引の一端を浮き彫りにする重大なケースとして注目を集めています。

過去の逮捕歴と関連事件

ムスタファ被告は、今回の密輸事件以前にも、カート約54キロを自宅アパートの一室で営利目的で所持したなどとして、2026年1月13日から2月24日にかけて麻薬取締法違反容疑で3回にわたり逮捕され、その後起訴されています。これらの一連の事件は、組織的な薬物取引の可能性を示唆しており、捜査当局は背後関係の解明を進めています。

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カートとは何か?その法的位置づけ

カートは、向精神薬の一種である「カチン」を含む植物で、アフリカを中心に合法としている国もあります。しかし、日本では麻薬及び向精神薬取締法により規制されており、その輸入や所持は厳しく禁止されています。厚生労働省は、カートの危険性を強調し、違法薬物としての取り締まりを強化しています。

社会的影響と今後の展開

この事件は、国際的な薬物密輸ネットワークの存在を浮き彫りにし、国内の薬物対策の重要性を再認識させるものとなりました。捜査当局は、今回の摘発を契機に、さらなる関連事件の解明と防止策の強化に乗り出す方針です。また、この全国初の摘発は、薬物取締法の執行における新たなマイルストーンとして記録されることでしょう。

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