コンビニ経営者が特殊詐欺を未然に防ぐ、兵庫県警が感謝状を贈呈
コンビニ経営者が詐欺被害を防ぎ、兵庫県警が感謝状

コンビニ経営者の迅速な対応が詐欺被害を阻止、警察が感謝状を贈呈

兵庫県警丹波署は2月26日、特殊詐欺被害を未然に防いだ功績を称え、丹波市氷上町市辺のセブン―イレブン丹波市辺南店を経営する西ヶ開護さん(三田市在住)に感謝状を贈った。同署の計倉昭博署長が直接感謝状を手渡し、地域の防犯意識向上に貢献したことを評価した。

高齢男性の相談に「うまい話はない」と即座に判断

事件は今年1月25日午後1時半頃に発生した。丹波市在住の70代男性が同店を訪れ、レジで応対した西ヶ開さんに「1万円を振り込めば、10億円が当選すると言われたが、本当だろうか」と不安げに相談した。西ヶ開さんはこの話を聞き、詐欺の可能性が高いと直感し、すぐに丹波署に通報した。

西ヶ開さんはこれまでにも、丹波篠山市と丹波市で経営する店舗で計3回、同様の詐欺被害を防いだ経験がある。今回の件について、「普段から従業員と防犯意識を高めるよう心がけている。10億円が当たるようなうまい話は現実にはあり得ないため、すぐに詐欺だと確信した」と語った。この迅速な判断が、高齢男性の金銭被害を防ぐことに繋がった。

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丹波市の特殊詐欺認知件数が急増、地域の警戒が重要に

丹波署によると、昨年の同市内における特殊詐欺の認知件数は18件で、被害総額は約6500万円に上った。これは前年の7件(被害総額約500万円)を大きく上回り、詐欺被害の深刻化が浮き彫りになっている。警察は、高齢者を狙った手口が巧妙化しているとして、市民への注意喚起を強化している。

今回の事例は、地域住民と事業者が連携することで、詐欺被害を未然に防げることを示している。西ヶ開さんのような積極的な対応が、コミュニティ全体の安全を守る一助となっている。

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