兵庫県警巡査部長があおり運転で書類送検 子どもの泣き声で腹立ち理由に
警察官があおり運転 子ども泣き声で腹立ち理由

警察官があおり運転容疑で書類送検 子どもの泣き声が引き金に

兵庫県警は、県警本部の総務部門に勤務していた40代の男性巡査部長が、自家用車であおり運転をしたとして、道路交通法違反(妨害運転)の容疑で書類送検し、戒告処分としたことを明らかにした。この情報は、朝日新聞の情報公開請求によって判明したもので、巡査部長は容疑を認めているという。

「急ブレーキで子どもが泣き出し腹が立った」と供述

監察官室の調査によると、巡査部長は仕事が休みだった昨年7月4日午後2時50分ごろ、県南東部の片側2車線の道路でワンボックス車を運転中、約175メートルにわたって車線変更を繰り返すなどし、近くを走行していた軽乗用車が前に進むのを妨害した疑いがある。県警はこの行為があおり運転に該当すると判断した。

巡査部長は調べに対して、「直前に軽乗用車が車線変更して前方に来た際に急ブレーキをかけ、同乗していた自分の幼い子どもが泣き出したため、腹が立った」という趣旨の説明をしたという。この感情的な反応が、あおり運転行為につながったとみられている。

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同日に別の巡査部長もあおり運転で処分

兵庫県警では、同日付で加古川署の40代男性巡査部長もあおり運転の疑いで書類送検され、減給1カ月(給与の10分の1)の懲戒処分を受けたことが明らかになっている。この巡査部長は今月、道路交通法違反で略式命令を受けており、警察組織内でのあおり運転問題が複数発生している実態が浮き彫りとなった。

両事件とも1月16日付で処理され、県警は警察官としての規範意識の欠如を問題視している。あおり運転は2020年の道路交通法改正で「妨害運転」として罰則が強化された行為であり、一般ドライバーだけでなく、法の執行者である警察官による事例は特に社会的な批判を招きかねない。

兵庫県警本部は神戸市中央区に所在し、今回の事件は警察官の私生活における運転マナーの問題として、内部規律の再徹底が求められる事態となっている。県警関係者は「警察官としてあるまじき行為であり、厳正に対処した」とコメントしている。

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