暴力団の壊滅を目指す久留米市民総決起大会が1日、福岡県久留米市六ツ門町の久留米シティプラザで開催され、県・市議会議員や暴力追放組織の関係者など約1500人が参加した。参加者は拳を突き上げ、暴力団壊滅への決意を新たにした。
道仁会の現状と課題
大会は久留米市や県警久留米署などで構成する市暴力追放推進協議会が主催。那須重人久留米署長はあいさつで、指定暴力団道仁会(本部・久留米市)について「皆さまの地道で粘り強い活動のおかげで、構成員は最盛期に比べて半数以下となった」と述べた。しかし、「匿名・流動型犯罪グループ(匿流)を巧みに利用し、自らの手を汚すことなく悪質な犯行を繰り返している。壊滅に向けて徹底した取り締まりを行う」と強調した。
県内暴力団情勢と今後の対策
県警暴力団犯罪捜査課の徳永英樹管理官は、県内の暴力団情勢について、2007年のピーク時に比べて構成員数が4分の1に減少したと説明。その一方で、「匿流の犯罪による被害金の一部が暴力団に流れている。暴力団壊滅を目指し、匿流の実態解明と緊急対策を強化している」と述べ、新たな脅威への警戒を呼びかけた。
大会では、「暴力団は絶対に許さない」などのスローガンが決議され、参加者全員で「我々は暴力団を利用しないぞ」などとシュプレヒコールを上げ、暴力団追放への決意を新たにした。



