日航機パンクトラブル、離陸時の異常振動が判明
羽田発鹿児島行きの日本航空機がタイヤの損傷により成田空港に緊急着陸した問題で、離陸時に操縦士が異常な振動を感じていたことが、関係者への取材で明らかになった。国土交通省は、羽田空港のD滑走路で見つかった金属板の浮き上がりとパンクの関連性を調査している。
異常振動の発生タイミング
関係者によると、同機はD滑走路の剥離が確認された付近を通過した後、離陸のタイミングで機内に振動を感知したという。この振動がタイヤ損傷の直接的な原因かどうか、詳細な分析が進められている。
D滑走路の構造と損傷状況
国土交通省の説明によれば、D滑走路は埋め立て部と桟橋部で構成されており、そのつなぎ目付近で幅50センチ、長さ15センチ、厚さ数センチのゴムがめくれ上がり、その下に敷かれていた金属板が数センチの高さに浮き上がっていた。この剥離が航空機のタイヤに影響を与えた可能性が指摘されている。
今回のトラブルを受け、国交省は滑走路の点検を強化し、同様の損傷が他の箇所でも発生していないか確認を急いでいる。また、日航も機体の詳細な点検を行い、原因究明に協力する方針だ。



