大麻所持の疑いで逮捕されたバレーボール男子の元日本代表、佐藤駿一郎容疑者(26)が、警視庁の調べに対し「5月にアメリカで大麻を吸った」と話していることが29日、関係者への取材で明らかになった。警視庁はこれまでに、佐藤容疑者が代表合宿で使用していた部屋を家宅捜索しており、大麻の入手経路などを詳しく調べる方針だ。
逮捕の経緯と容疑
捜査関係者によると、佐藤容疑者は27日夕方、東京都板橋区内のパチンコ店で大麻を所持していた疑いが持たれている。逮捕に至るまでの経緯も徐々に明らかになってきた。関係者によれば、佐藤容疑者は27日、同じ合宿に参加中の複数の代表選手とともに、板橋区内のパチンコ店にいた。この日の夕方、パチンコ店から警察に通報があったという。
駆けつけた警察官が、店内にあったカバンの中から少量の大麻のようなものを発見。佐藤容疑者が所持していた疑いがあるとみて、板橋署に任意同行し、鑑定などを進めていた。28日になり、警視庁は佐藤容疑者を麻薬取締法違反(所持)の疑いで逮捕した。
協会の対応と今後の影響
日本バレーボール協会は28日付で、佐藤容疑者を今年度の代表登録から抹消した。相次ぐアスリートの薬物事件を受け、トップ選手特有のリスクと必要な支援が改めて注目されている。今後の捜査の進展により、佐藤容疑者の競技人生やバレーボール界への影響が懸念される。



