長崎市は22日、同市の国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館で、20万2053人分の原爆死没者名簿を館内で外気にさらし湿気を除く風通しを行いました。8月9日の「長崎原爆の日」に開く平和祈念式典に先立ち、例年梅雨入り前に実施しています。
黙とうと名簿めくり
市職員らは原爆さく裂時刻の午前11時2分に合わせ黙とう。静寂の中、白い手袋を着けた職員10人が床に置かれた名簿を1ページずつめくりました。
名簿の詳細
市によると、名簿は計206冊。広島で被爆し長崎での奉納を希望した111人の名簿と、身元不明の死没者を弔う白紙の名簿の各1冊を含みます。昨年の風通しから3173人を追加し、重複が判明した10人を削除しました。
この風通しは、名簿の保存状態を良好に保つために毎年行われており、遺族や市民の追悼の機会としても重要な意味を持っています。長崎市は今後も原爆の悲惨さを伝える取り組みを続ける方針です。



