「宗教2世問題ネットワーク」は22日、子どもに関する政府施策である「こどもまんなか実行計画2026」において、「宗教2世」に対する具体的な施策を明記するよう求める要望書を、こども家庭庁に提出しました。この動きは、同ネットワークがさまざまな宗教を信仰する親のもとで育った人々で構成されていることに由来します。
計画素案における記述の欠如
8日に開催されたこども家庭審議会基本政策部会で提示された計画の素案には、宗教2世に関する記述が一切含まれていませんでした。要望書では、こども大綱が「声を聴かれにくい子どもや若者」の具体例として虐待や貧困などと並んで宗教2世を挙げているにもかかわらず、計画素案の具体的な施策の対象から宗教2世が除外されている点を問題視しています。
当事者の訴え
要望書提出後、ネットワークの代表は「政策から宗教2世という言葉が抜け落ちてしまう。予算化の道を途絶えさせないでほしい」と述べ、政府に対して継続的な配慮を求めました。同ネットワークは、宗教2世が抱える特有の課題に対する施策の充実を強く期待しています。
この要望は、宗教的環境で育った子どもたちが直面する困難に光を当て、彼らの声を政策に反映させるための重要な一歩と位置づけられています。



