辺野古転覆事故、無登録運航で船長を刑事告発へ 国交相が発表
辺野古転覆、無登録運航で船長を刑事告発へ

沖縄県名護市辺野古沖で発生した船2隻の転覆事故を巡り、金子恭之国土交通相は22日の閣議後記者会見で、船が無登録だったとして、海上運送法違反容疑で金井創船長(71)を刑事告発する方針を明らかにした。内閣府沖縄総合事務局が同日午後、中城海上保安本部に告発状を提出する。

事故の概要

事故は3月16日午前10時10分ごろ発生。2隻のうち前方を航行していた金井船長の「不屈」が転覆。救助に向かったとされる「平和丸」も転覆し、同船に乗っていた同志社国際高(京都府)2年の武石知華さん(17)が死亡した。金井船長も死亡が確認され、計2人の尊い命が失われた。

無登録運航の疑い

国土交通省の調査により、金井船長が運航していた「不屈」は船舶法に基づく登録を受けていなかったことが判明。無登録での運航は海上運送法違反に当たるとして、刑事告発に踏み切った。金子国交相は「法令に基づき厳正に対処する」と述べ、再発防止に向けた徹底した原因究明と規制強化の必要性を強調した。

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関係者によると、事故当日は天候が不安定で、波浪の影響も指摘されている。海上保安本部は転覆の原因について引き続き調査を進めており、船長の過失の有無や安全管理体制の実態解明が焦点となる。

この事故を受け、地元からは小型船舶の安全基準や監視体制の強化を求める声が上がっている。国土交通省は今後、全国の船舶登録状況の点検や、運航者への啓発活動を強化する方針だ。

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