福島県郡山市熱海町の磐越自動車道上り線で発生したマイクロバスのガードレール衝突事故で、運転していた新潟県胎内市の無職の男(68)が、高速道路に入る際にインターチェンジ(IC)で分岐を誤り、本来の磐越道とは別の方向に進んでいたことが16日、学校関係者への取材で明らかになった。この事故では、新潟市の北越高の男子生徒1人が死亡し、17人が重軽傷を負っている。
事故の経緯と運転の異常
事故は6日午前5時半ごろ、生徒20人を乗せたマイクロバスが北越高を出発した後に発生。学校関係者によると、新潟中央ICから高速道に入ったが、分岐で磐越道に進むべきところを別の自動車道の方向に進んだという。この時点で運転は不安定だったとみられる。その後、一度高速道を降りて再び磐越道に入ったが、最終的にガードレールに衝突した。
生徒の証言と警察の捜査
捜査関係者によると、事故後、複数の生徒が「事故前から危険な運転だった」と証言しており、県警は男が安全に運転できる状態にあったかどうかを詳しく調べている。男は自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで逮捕されている。
事故現場では、ガードレールに衝突したマイクロバスの周囲にバッグなどが散乱していた。警察はさらに詳しい事故原因を解明するため、運転手の健康状態や運転経路などを慎重に捜査している。



