元北海道知事の堀達也(ほり・たつや)さんが16日午前5時29分、札幌市内の病院で亡くなった。90歳だった。樺太(現サハリン)出身。葬儀と告別式は19日午前10時から札幌市中央区南6条西9丁目1023の1、公益社中央霊堂で営まれる。
道庁での長いキャリア
堀さんは1958年に北海道大学を卒業後、北海道庁に入庁。知事室長や副知事などの要職を歴任し、長年にわたって道政の中枢を担った。95年には北海道知事選挙に立候補し、当選。その後、2期8年にわたって知事を務めた。
知事時代の主な功績と課題
知事在任中は、北海道拓殖銀行の経営破綻という未曾有の金融危機や、有珠山の噴火といった自然災害への対応に追われた。また、道庁内部で発覚した裏金や不正経理問題の処理にも尽力した。こうした中で、長期間停滞していた公共事業や施策をゼロベースで見直す「時のアセスメント」という独自の政策を打ち出し、行政改革を推進した。
堀さんの死去により、北海道政界は一時代を築いたリーダーを失った。関係者からは悼む声が相次いでいる。



