「赤旗」記者への脅迫投稿で男性を書類送検、維新・藤田氏のX引用
「赤旗」記者脅迫で男性書類送検、維新・藤田氏投稿引用

共産党の機関紙「しんぶん赤旗」の記者を脅迫したとして、警視庁は2026年5月13日、50代の男性を脅迫容疑で書類送検した。捜査関係者への取材で明らかになった。男性は検察に起訴を求める「厳重処分」の意見が付けられた。容疑を認め、「書かれた立場になって見返すと、恐怖を与えてしまった」と話しているという。

投稿の内容と経緯

送検容疑は2025年11月5日、X(旧Twitter)上で、赤旗の30代の記者を名指しし、「顔もあちこち出ているから、調子に乗って刺されないように前後左右気をつけていないといけない」などと投稿して脅したとされる。赤旗は同月14日、この投稿が脅迫に当たるとして警視庁原宿署に刑事告発。翌日、男性が同署を訪れて自首し、投稿の経緯を自ら説明した。

男性は調べに対し、「自分が(記者を)刺すという気持ちは一切なく、単純に気をつけてほしいという趣旨だった」と説明。「ストレスをネットで発散したかった」とも話している。

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維新・藤田氏の投稿を引用

男性は、日本維新の会の藤田文武共同代表がXに赤旗記者の名刺画像を添えて投稿した内容を引用する形で投稿していた。藤田氏の投稿では、記者の携帯電話番号は一部加工されていたが、氏名や編集部の電話番号などが確認できる状態だった。

藤田氏の投稿は、赤旗の報道に反論する中で出されたものだ。「しんぶん赤旗日曜版」は2025年10月、藤田氏側に公金が還流した疑惑を報じていた。藤田氏はXで「恣意的な記事ですが、すべて実態のある正当な取引」などと反論していた。

名刺を公開した藤田氏に対し、赤旗側は抗議している。警視庁は引き続き経緯を調べている。

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