食品加工会社が適切な浄化槽設置せず川へ排水、大分・国東市で水質汚濁
食品加工会社が浄化槽未設置で排水、国東市で水質汚濁

大分県国東市国東町の旧来浦中学校校舎を2012年以降、市から借り受けている食品加工会社「国東ファーム」が、操業当初から適切な浄化槽を設置せずに排水処理を行い、来浦川に流していたことが明らかになった。市も浄化槽の適切性を確認しておらず、近く市と同社で浄化槽を更新する方針。

浄化槽法違反の可能性

市財政課によると、浄化槽法では「雑排水」と呼ばれるし尿以外の排水を河川に流す場合、合併浄化槽を使用する必要がある。しかし同社は、元々同中学校にあった単独浄化槽を使い続けていた。2024年にポンプが故障して悪臭が発生し、市と県の調査で問題が発覚。今年3月に浄化槽で水質汚濁の指標とされるBOD(生物化学的酸素要求量)を検査したところ、基準値の約1.7倍だった。

対策と今後の予定

市と同社は、約1170万円の費用を共同で負担して浄化槽を新しくすることにした。市は11日に開会した市議会定例会に、今年度分の費用1100万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を提案した。市財政課は「詳しい経緯は不明だが、市にも落ち度があった」と認め、同社の担当者は「新しい浄化槽ができるまで、清掃を強化するなど対策に取り組む」と話している。

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国東市議会は11日に開会した定例会について、会期を7月3日までと決め、1億2700万円を追加する今年度一般会計補正予算案など8議案を上程した。一般質問は6月18、19、22日に行われる。

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