日本写真協会は1日、被爆80年の昨年夏に中国新聞社など報道機関5社が東京都内で開いた企画展「ヒロシマ1945」に対し、同協会賞の学芸賞を贈った。同協会は「被爆者、記録者らの生を前景化する強い意思が感じられる」と評価した。
表彰式で感謝の言葉
協会賞は日本の写真界や写真文化に貢献した個人や団体から選ばれる。都内で開かれた表彰式では、受賞者を代表して中国新聞社の金崎由美特別編集委員が「生身の人間の痛みとともにあろうとする、記者たちの積み重ねを世に問う機会をいただいた」と感謝の意を述べた。
企画展の概要
企画展「ヒロシマ1945」は、中国新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、中国放送、共同通信社の5社が主催。昨年5月31日から8月17日まで、東京都目黒区の東京都写真美術館で開催された。被爆から80年を迎えた広島の原爆被害を、写真を通じて伝える内容で、多くの来場者を集めた。
この企画展は、被爆者の証言や当時の記録写真を中心に構成され、戦争の悲惨さと平和の尊さを訴えるものとして高く評価された。日本写真協会は「被爆者や記録者の生を前景化する強い意思が感じられる」とし、学芸賞にふさわしいと判断した。



