東京都豊島区の自宅マンションで、小学3年生の長女(8)を殺害したとして、警視庁は2日、母親で職業不詳の女(45)を殺人容疑で逮捕し、発表した。容疑者は「自分の両手で首を絞めて殺した」と供述し、容疑を認めているという。巣鴨署は刑事責任能力の有無を慎重に調べる必要があるとして、母親の氏名を公表していない。
事件の経緯
巣鴨署によると、女は4月28日ごろ、豊島区の自宅マンションの一室で、長女の首を絞めるなどして殺害した疑いが持たれている。司法解剖の結果、死亡推定日時は28日で、死因は特定されていない。
同日午後0時50分ごろ、女が自ら「無理心中を図った」と119番通報した。救急隊が現場に到着したところ、ベッドの上で服を着た状態で仰向けに倒れた長女が発見された。既に意識はなく、その場で死亡が確認された。女は搬送先の病院に入院していたが、2日に退院し、逮捕された。
母親の供述
女は長女と2人暮らしで、調べに対し「体の調子が悪く、生活が苦しくなり、子育てに疲れてしまった」と話しているという。署は事件に至った詳しい経緯を調査している。
亡くなった長女については、学校や地域での様子など、周囲への聞き取りが進められている。警視庁は母親の精神状態や生活環境を含め、総合的に事件の背景を解明する方針だ。



