イタリア北部のモデナ中心部で16日、乗用車が歩行者らに突入し、少なくとも8人が負傷する事故が発生した。地元メディアのANSA通信などが報じたところによると、負傷者のうち4人は重体で、病院で手厚い治療を受けている。
現場の状況と容疑者の確保
事件は16日午後、モデナの繁華街で起きた。運転していたのは30代の男で、車は歩道に乗り上げた後、数人の歩行者をはね、さらに近くの店舗に衝突して停止した。男は現場から逃走しようとしたが、居合わせた市民らに取り押さえられ、その後到着した警察に身柄を引き渡された。目撃者によると、男は刃物を所持していた可能性もあるという。
警察の捜査と政府の反応
警察は現在、男の身元や犯行の動機について詳しく調べている。テロとの関連性も含め、あらゆる可能性を視野に入れて捜査を進めている。一方、イタリアのメローニ首相は自身のX(旧ツイッター)アカウントに投稿し、男の取り押さえに協力した市民や迅速に対応した警察を称賛。また、負傷者とその家族への連帯を表明した。
この事件を受け、モデナ市は安全対策を強化している。市民からは不安の声が上がる一方、勇気ある行動を称える声も聞かれる。今後の捜査の進展が注目される。



