谷島・石岡市長が不信任再可決で失職、50日以内に市長選へ
谷島・石岡市長が不信任再可決で失職、50日以内に市長選

谷島・石岡市長が不信任再可決で失職、50日以内に市長選へ

茨城県の石岡市議会(定数22)は14日の臨時会で、谷島洋司市長に対する不信任決議案を再び可決した。これにより谷島市長は失職し、公職選挙法に基づき50日以内に市長選が実施されることとなった。谷島市長は3選を目指して出馬する意向を示しており、反市長派の議員も対抗馬の擁立を模索する構えだ。

不信任決議の経緯

不信任決議案を提出した山本進市議は、谷島市長が議会軽視とも取れる言動を繰り返してきたと指摘。「市政の基盤となる信頼関係が大きく欠けており、このままでは市政運営の停滞が避けられない」と主張した。地方自治法の規定に基づき、定数の3分の2以上が出席し、その過半数の賛成で可決される。臨時会には全22議員が出席したが、採決直前に7人が退席。それでも可決条件を満たす15人が議場に残り、全員が賛成票を投じた。傍聴に訪れた市民からは「がっかりだ」「何してるんだ」と落胆の声が漏れた。

これまでの流れ

市議会は3月に最初の不信任決議案を可決。谷島市長は議会解散を選択し、4月に市議選が行われた。地方自治法の規定により、今回の再可決で自動失職となった。谷島市長は報道陣に対し、「自信を失っている。今の時点で先のことは考えられないが、市長選に出る思いは変わらない」と短く語った。

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市長選に向けた動き

谷島市長は12日の臨時会見で、次期市長選の公約として分娩可能な産科施設の誘致を掲げる考えを示した。また、最優先課題としてきた複合文化施設の整備計画については、「物価高騰の影響で事業費が膨らむことを心配する声が多い」として見直しも辞さない姿勢。議員間でも賛否が分かれる問題であり、慎重派を取り込む狙いがあるとみられる。

一方、不信任決議案に賛成した男性議員は「市政を前に進めるための荒療治だ。市長を辞めさせるのがゴールではなく、みんなで連携して対抗馬を考えていきたい」と述べ、先を見据えた対応を強調した。

市民の反応

4月の市議選に続き、2年後の予定だった市長選も間もなく行われることについて、対立の原因を知りたくて傍聴に来たという73歳の女性は「つまらない話に終始し、不毛な争いをしているように感じた。そんなことよりも、市政を前に進めてほしい」とため息をついた。市民からは早期の市政安定を求める声が上がっている。

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