山口県岩国市職員、長期にわたり積立金を横領し懲戒免職処分
山口県岩国市は、所属職員による重大な不祥事を公表した。市道路課に勤務する男性主任(48歳)が、職場の同期会やクラブ活動の積立金を横領したとして、懲戒免職処分とした。横領総額は約460万円に上り、市は刑事告発も検討している。
横領の詳細と経緯
発表によると、主任は2011年4月から2023年10月にかけて、入庁時期を同じくする職員で構成される同期会の積立金約306万円を着服した。さらに、2015年11月から2024年4月には、職場内のクラブ活動費約154万円を横領していた。主任は両方の会計担当を担っており、その立場を悪用した形だ。
市の調査に対して、主任は「遊興費や借金返済に充てた」と説明しているという。昨年12月に他の職員からの情報提供を受けた市が内部調査を開始し、今回の処分に至った。主任は横領を認めており、全額返済済みとされているが、市は事案の重大性を考慮し、刑事告発の可能性も視野に入れている。
市の対応と今後の動向
岩国市は、職員の信頼を損なう行為を厳しく断じ、迅速な処分を下した。この事件は、公務員の倫理や内部統制の重要性を改めて浮き彫りにした。市は再発防止策を強化し、職員への監視体制を厳格化する方針を示している。
地域社会では、公的機関における不祥事への懸念が高まっており、市の透明性ある対応が求められている。今後、刑事手続きが進めば、さらなる詳細が明らかになる可能性がある。



