渋谷・原宿で180人がデモ、普天間基地の即時全面返還求める 沖縄本土復帰54年
渋谷・原宿で180人がデモ、普天間基地の即時全面返還求める

沖縄の本土復帰から54年を迎えた15日を受け、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の全面返還を求めるデモが16日、東京都渋谷区の原宿で行われた。主催者発表によると、約180人が参加し、「米軍基地はいらない」と声を上げて練り歩いた。

1996年の返還合意、実行されぬまま

このデモは、毎年実施している沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックが主催。JR原宿駅前で開かれた集会では、参加者が交代でマイクを握り、「そこで生活していた人が帰る場所が奪われたままになっている」などと訴えた。

集会後に行われたデモ行進では、1996年に日米両政府が普天間飛行場を「5年ないし7年以内に全面返還する」と合意したにもかかわらず、実行されていない状況に対して、参加者たちが「米軍普天間基地 即時全面返還せよ」などと記したプラカードを掲げたり、「基地の押しつけやめろ」と声を上げたりしながら、約1時間かけて原宿や渋谷駅周辺を練り歩いた。

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米国防総省の見解に怒り

普天間飛行場の返還を巡っては、米国防総省が昨年9月、名護市辺野古施設には「長い滑走路」が整備されないことから、代替滑走路が用意されるまで「普天間は返還されない」との見解をまとめていたことも判明している。デモに毎年参加している沖縄県の与那国島出身の大仲尊さん(76)は、「米国と(返還条件の認識に)齟齬はないととぼけているが、政府にはあいまいにし続けられている」と怒りを口にした。

参加者からは、「基地のない平和な沖縄を取り戻したい」「政府は約束を守るべきだ」といった声が聞かれた。デモ隊は渋谷駅周辺まで行進し、通行人に訴えかけた。

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