人気グループ「HANA」ライブチケットを13万円で不正転売 購入者は会場から追い出される
「HANA」チケット不正転売で13万円 購入者会場追い出し (26.02.2026)

人気グループ「HANA」ライブチケットを13万円で不正転売 購入者が会場から追い出される

神奈川県警察は2月25日、チケット不正転売禁止法違反の容疑で、県内外に住む20代から60代の男女7人を横浜地方検察庁に書類送検しました。この措置は、ライブやスポーツイベントのチケットを不正に高額で転売する行為を取り締まるためのものです。

「HANA」ライブチケットを原価の約6.5倍で転売

神奈川県警察本部の発表によると、送検された7人のうち、横浜市栄区に住む30代の女性会社員は、昨年7月3日に横浜市西区のぴあアリーナMMで開催された人気グループ「HANA」のライブチケット2枚を不正に転売した疑いが持たれています。チケットの正規価格は合計1万9800円でしたが、女性は転売サイトに出品し、計13万円で売却しました。これは原価の約6.5倍に相当する高額取引です。

さらに、この転売されたチケットを購入して使用した2人の観客は、会場から追い出されるという事態が発生しました。不正転売されたチケットは入場時に無効と判断され、購入者はイベントを楽しむことができなかったのです。

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「10年前からやっていた」と供述 複数の事件に関与

女性は捜査に対して、「グッズの代金などにあてるために転売を続けていた。10年前くらいからやっていた」と話しているといいます。この供述から、長期間にわたって不正転売を繰り返していた可能性が浮かび上がっています。

また、女性は別の事件にも関与していました。東京都板橋区に住む29歳の女性会社員と共謀し、昨年1月19日に福岡市中央区のみずほペイペイドーム福岡で開催された人気グループ「BE:FIRST」のライブチケット2枚を不正転売した疑いも持たれています。このチケットは正規価格が計6万円でしたが、SNSを通じて計19万円で売却されました。

プロ野球チケットなども不正転売 5人も関与

今回書類送検された他の5人も、同様の不正転売に関わっていたことが明らかになりました。具体的には、横浜市中区の横浜スタジアムで行われたプロ野球公式戦のチケットなどを、販売価格を超える価格で不正に転売していたとされています。これらの行為は、ファンや観客の利益を損ない、イベント主催者にも経済的損失をもたらす深刻な問題です。

県警が公式リセールサイトの利用を呼びかけ

神奈川県警察生活経済課の金田淳課長代理は、この事件を受けて次のようにコメントしています。「チケットの不正転売は犯罪行為であり、出演者や主催者になんの利益ももたらしません。さらに、転売チケットを購入した場合、ライブやイベントに参加できない可能性もあります。余ったチケットを売買する際には、必ず公式のリセールサイトを利用するようお願いします。」

この呼びかけは、不正転売の防止と、ファンが安全にチケットを入手できる環境を整えることを目的としています。公式リセールサイトを利用することで、チケットの正当性が保証され、購入者が不当な価格で騙されるリスクを減らすことができます。

チケット不正転売禁止法は、2019年に施行され、不正な転売行為に対して罰則を設けています。今回の事件は、この法律に基づく厳格な取り締まりが続いていることを示す一例です。関係当局は、今後も同様の違反行為に対して積極的な捜査を行う方針を強調しています。

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