徳島県警の巡査部長が勤務中に公金賭博とFX取引を繰り返し、減給処分に
徳島県警察は3月13日、警察署で勤務する30歳代の男性巡査部長に対し、減給10分の1(6か月)の懲戒処分を科したことを発表しました。この処分は、約2年間の勤務中に、競艇や競輪、オートレースの投票券を計約1万2000回購入し、さらにFX(外国為替証拠金)取引を約1万回行ったことなどが理由です。
詳細な不正行為の内容
徳島県警本部の発表によると、巡査部長は2023年4月から2025年6月頃にかけて、勤務中に私用のスマートフォンを使用して投票券を購入していました。具体的な購入回数は約1万2000回に及び、公務時間を大幅に浪費したと見られています。さらに、同じ期間中にFX取引も約1万回実施し、職務に専念すべき時間を私的な投資活動に費やしていました。
また、2023年9月から2025年6月頃には、同僚ら7人や消費者金融などから借金をしていたことも明らかになりました。この借金問題は、2025年6月に金を返してくれないと同僚から上司に相談があったことで発覚し、巡査部長は7人への借金を全額返済したとされています。
処分と今後の対応
巡査部長は年度内に退職する意向を示しており、徳島県警はこの事案を重く受け止めています。田中功首席監察官は、「職員に対する指導監督を徹底し、再発防止と信頼回復に努める」とコメントし、組織全体のモラル向上を図る姿勢を強調しました。
この事件は、公務員の倫理規定違反や勤務中の私的行為が社会に与える影響を浮き彫りにしています。徳島県警では、今後同様の不正を防ぐための対策を強化する方針です。



