買春あっせん疑いで2人追送検 12歳タイ人少女を男性客に引き合わせ
東京・湯島の個室マッサージ店において、12歳だったタイ人少女が性的サービスを強いられていた事件で、警視庁保安課は2月27日、少女を男性客に引き合わせわいせつな行為をさせたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(買春周旋)などの疑いで、店経営者ら2人を追送検した。
容疑者と追送検の詳細
追送検されたのは、東京都調布市の店経営者である細野正之容疑者(52歳)と、店の元マネジャーであるプンシリパンヤー・パカポーン容疑者(38歳)の2人。細野容疑者はすでに児童福祉法違反罪などで起訴されており、パカポーン容疑者も児童福祉法違反の罪で起訴されている。警視庁は両容疑者に対して、起訴を求める厳重処分の意見を付けた。
追送検の容疑内容は、昨年中に年齢確認を十分に行わずにタイ人少女を店で雇用し、男性客にわいせつな行為をさせるなどしたとされる。具体的には、少女が12歳であることを確認せずに業務に従事させ、客との間で性的サービスを強要した疑いが持たれている。
事件の背景と社会的影響
この事件は、児童買春や人身取引といった深刻な社会問題を浮き彫りにしている。個室マッサージ店を舞台にした犯罪は、密室性が高く、発覚しにくい特徴があり、警視庁は同種事案の捜査を強化する方針を示している。
被害に遭ったタイ人少女は、適切な保護措置が取られており、現在は心身の回復を図っているとされる。国際的な観点からも、子どもの権利保護や外国人労働者の搾取防止が課題として挙がっており、本件はその典型例と言える。
警視庁は、今後も関係機関と連携しながら、児童買春や性的搾取の根絶に向けた取り組みを進めるとしている。また、店舗経営者や雇用主に対する監督強化の必要性も指摘されており、法整備や啓発活動の拡充が求められる状況だ。



