大阪の建材販売会社元部長を特別背任容疑で逮捕、架空発注で1億1000万円流出
元部長を特別背任容疑で逮捕、1億1000万円流出

架空の発注で1億1000万円を流出、元部長を特別背任容疑で逮捕

大阪府警は2月26日、建材販売会社「神商鉄鋼販売」(大阪市中央区)の元部長(52歳、岡山県笠岡市在住)を会社法違反(特別背任)容疑で逮捕しました。容疑は、架空の発注を装って取引会社から約1億1000万円を流出させ、勤務先に損害を与えたことです。元部長は容疑を認め、「流出させた金はギャンブルなどに使った」と供述していると伝えられています。

詳細な容疑内容と会社の背景

大阪府警本部の発表によれば、元部長は同社で土木建材担当部長などを務めていた2020年から2025年にかけて、取引会社に対して発注をしたように見せかけ、自社への請求書を偽造しました。これにより、約1億1000万円を支払わせ、会社に損害を与えた疑いが持たれています。元部長は取引先の口座管理を担当しており、この立場を悪用したとみられます。

事件は神商鉄鋼販売側の内部調査で発覚し、昨年6月に元部長は懲戒解雇されていました。同社は神戸製鋼所(神戸市中央区)の関連会社「神鋼商事」(大阪市中央区)の子会社であり、民間調査会社のデータによると、2025年3月期の売上高は約500億円に上ります。この事件は、大企業グループ内での内部統制の課題を浮き彫りにしました。

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事件の影響と今後の展開

この特別背任事件は、企業の財務管理や従業員のモラルに関する重大な問題を提起しています。元部長の行動は、長期間にわたって継続され、巨額の資金が流出したことから、会社の経営にも影響を与える可能性があります。大阪府警は、詳細な動機や資金の使途についてさらに調査を進める方針です。

また、この事件は関西地域の経済界にも波紋を広げており、他の企業でも類似の不正防止策の見直しが求められるかもしれません。会社側は、再発防止に向けて内部監査体制の強化を図るとともに、取引先との信頼関係の修復に努めることが期待されます。

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