神奈川県は29日、2016年に相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で発生した殺傷事件から10年となるのを受け、発生日の前日である7月25日に同市内で追悼式を開催すると発表した。この事件では、入所者ら45人が殺傷され、社会に大きな衝撃を与えた。
追悼式の詳細
追悼式は県などが主催し、関係者が出席する予定。黒岩祐治知事は記者会見で、「このような悲惨な事件が二度と繰り返されないよう、共生社会の実現を目指して全力で取り組む」と述べ、決意を新たにした。
誓いの集いと献花
追悼式の後には、障害福祉について考える「誓いの集い」が開かれ、パネルディスカッションなどが行われる見込み。また、7月26日には園内の鎮魂のモニュメント(慰霊碑)で一般の人が献花できるようになる。慰霊碑には、犠牲になった入所者19人のうち、遺族が同意した10人の名前が刻まれている。
県は今後も、障害者の権利擁護と共生社会の推進に取り組む方針を示している。



