奈良県川上村が全額出資する一般社団法人「かわかみらいふ」で、職員が法人の資金約1000万円を着服していたことが明らかになった。法人は奈良県警に相談しており、近く職員を処分する方針だ。
過疎地で注目される取り組み
「かわかみらいふ」は、高齢化が深刻な村民の生活支援を目的に、移動販売車やガソリンスタンドを運営している。過疎地における先進的な取り組みとして注目を集めていた。法人の副理事長は村長が務めている。
着服の経緯と発覚
関係者によると、職員はガソリンスタンドの資金管理を一人で担当。昨年春ごろから、金庫に保管していた現金や口座から引き出した現金を着服していた。決算報告が近づいた5月中旬、上司に自ら報告して発覚した。着服した金はギャンブルに使ったと話しているという。
過去にも同様の事件
この法人では2021年にも、法人役員を兼任していた元村幹部職員が法人会計から約300万円を不正に着服し、処分を受けていた。今回の事件で、内部管理体制の甘さが改めて浮き彫りとなった。



