世界の言語は人の数だけある?韓国ドラマと発言小町から学ぶ、真のコミュニケーションの重要性
言語は人の数だけ?韓国ドラマと発言小町から学ぶコミュニケーション

言語の数は人の数だけ?韓国ドラマが投げかける深い問い

政治やスポーツの熱狂が続く中、筆者は韓国ドラマ「恋の通訳、できますか?」に熱中していた。このドラマで、多言語通訳士のチュ・ホジンと作家キム・ヨンファンの会話が印象的だ。ヨンファンは「世界には言語がいくつあるか知ってるか?」と問い、ホジンが「7100ぐらい」と答えると、彼は「人の数だけあるんだ」と指摘する。誰もが独自の言葉で話すため、誤解や亀裂が生じやすいというのだ。

「よく耳を傾けて、正しく読み取れ」という教え

ヨンファンはさらに、「難しい言葉なら学ばなくちゃ、単語やニュアンスをね。君の言語とは違うから、よく耳を傾けて正しく読み取れ」と続ける。これは、単に外国語を超え、個人の内面にまで及ぶコミュニケーションの本質を突いている。日本で生まれ育った日本人同士でも、言葉が通じない体験は珍しくない。夫婦や恋人などの親密な関係ですら、パラレルワールドにいるような感覚に陥ることがある。

発言小町で見る「よそはよそ、うちはうち」の現実

読売新聞のユーザー投稿サイト「発言小町」では、「よそはよそ、うちはうち」というトピックが注目を集めた。トピ主の「トンボ」さんは、妻がこの言葉を使うことで議論を封じられ、夫の意見が無視されていると訴える。具体例として、夫の小遣いが平均の半分であることや、テーマパークで親が外で待つ習慣を挙げ、自分と妻の「うち」の概念が異なると指摘する。

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これに対し、多くのレスポンスが寄せられた。「うち=妻になってますよね」や「うちはうち、というか、『私のやり方』ということですよね」といったコメントが、問題の核心を突く。また、「家庭は妻だけの考えのもとで回っていることがおかしいと伝えないといけない」と励ます声や、「うちはうちって言われたら、『何それ? 聞いてないけど?』と返してみては」という助言も見られた。

韓国ドラマと発言小町の共通点

韓国ドラマと発言小町は一見異なるが、どちらも言葉の真の意味を理解するには、時間をかけた辛抱強いコミュニケーションが不可欠であることを示している。相手の言葉に耳を傾け、背景や意図を読み取る努力が、誤解を防ぎ、関係を深める鍵となる。

国際女性デーを前に、ジェンダー問題における対話の重要性

3月8日は国際女性デーだ。ジェンダー問題を巡っては、アメリカの後退や停滞が報じられ、日本でも「女性活躍やジェンダー平等は時代遅れ」とする意見がある。しかし、アメリカと日本では状況が全く異なる。「よそはよそ、うちはうち」として、自国の「うち」について、どうありたいのか、どうあるべきなのか、誤解や亀裂を生まないよう議論を重ねることが求められる。

筆者の小坂佳子氏は、起業家・ジャーナリストとして、女性のキャリア支援活動に取り組んでいる。彼女の経験からも、多様な視点を取り入れた対話の重要性が浮かび上がる。言語の壁を超え、一人ひとりの声に耳を傾けることで、より豊かなコミュニケーションが可能になるだろう。

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