横浜市認可保育所で園児に「しね」手紙、PTSD発症で保護者が第三者調査を要求
横浜保育所で園児に「しね」手紙、PTSDで保護者が調査要求 (09.03.2026)

横浜市認可保育所で園児が「しね」手紙を受け取りPTSD発症、保護者が市に第三者調査を要求

横浜市中区の認可保育所において、園児が複数の園児から誹謗中傷などのいじめを受け、卒園間近には「しね」と書かれた手紙を渡される深刻な事案が発生しました。この問題に対し、保護者らは2026年3月9日、横浜市に対して第三者調査委員会の設置や詳細な調査を求める申し入れ書を正式に提出しました。同時に、保育所の運営会社に対しては謝罪と損害賠償を要求しています。

園児が受けた深刻ないじめと保育所の不適切な対応

代理人弁護士によると、被害に遭った園児は年長クラスに在籍しており、2024年夏以降から園児2人から容姿に関する誹謗中傷を受け続けていました。さらに、卒園が間近に迫った2025年3月には、「しね」などと書かれた手紙を直接渡されるという衝撃的な出来事が発生しました。保育所側はこの事案を把握していたものの、保護者に対して一切報告を行わなかったことが明らかになっています。

後に保護者が事実を確認した際、保育所は手紙の存在を認めながらも、「よくあるトラブル」と軽視するような説明を行いました。保護者は横浜市中区こども家庭支援課に相談を持ちかけましたが、同課の対応は保育所の姿勢を擁護するような内容だったと指摘されています。

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園児がPTSDを発症、保護者が第三者調査を強く要求

この一連のいじめにより、園児は心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症する深刻な事態に陥りました。現行のいじめ防止対策推進法では、未就学児は「重大事態」の調査対象から除外されていますが、弁護士らはこの事案が重大事態に準じるものとして認定されるべきだと主張しています。

保護者側の要求事項は具体的であり、第三者調査委員会を設置して事実関係を徹底的に調査すること、再発防止策を策定すること、そして市が積極的な対応を取ることを求めています。これにより、同様の悲劇が繰り返されない環境整備が急務であると訴えています。

保護者の悲痛な訴えと関係機関の対応

2026年3月9日に横浜市中区で記者会見を開いた40歳代の母親は、「園や区の対応には全く納得できない。一刻も早く再発防止策を講じ、安全な環境を整備してほしい」と強い口調で訴えました。母親の言葉には、子どもの心身に深い傷を負わせたことに対する無念さと、適切な対応を求める切実な願いが込められていました。

横浜市こども青少年局は、事実確認の過程で保育所に対して口頭での指導を行ったと説明し、「申し入れの内容を真摯に検討する」とコメントしています。一方、保育所の運営会社は「現在、内容を精査している段階である」と述べるにとどまっており、具体的な対応策については明らかにしていません。

この事案は、保育現場におけるいじめ問題の深刻さと、関係機関の対応の在り方に大きな疑問を投げかけています。保護者らは、第三者による公正な調査を通じて真相を明らかにし、再発防止に向けた具体的な対策が実施されることを強く期待しています。

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