ゴールデンウイークの熱中症対策、今から始める暑熱順化が鍵
GWの熱中症対策、暑熱順化を今から始めよう

今日から5連休という人も多いだろう。野外で活動するのが楽しい季節だが、熱中症にかからないよう対策をしっかり取りたい。

福島県内の気温予想と熱中症リスク

福島地方気象台によると、2~6日の最高気温は例年並みか高くなる予想で、夏日となる日もある見込みだ。例年、暑くなり始める5月上旬ごろから熱中症になる人が増加する。県によると、昨年5月に県内で熱中症のために搬送された人は71人いた。今の時期はまだ熱中症への警戒感が強くないかもしれないが、体が暑さに慣れていないため油断はできない。

ゴールデンウイークに特に注意が必要な場面

特にゴールデンウイーク期間中は野外に出る機会が多くなることから、注意が必要だ。日差しを遮るものがない場所でバーベキューや観光をしたり、遊園地などレジャー施設で長蛇の列に並んだりすると、長時間高温にさらされる可能性がある。人が多く集まる場所では周囲の体温や湿気によって気温や湿度が上昇し、リスクがさらに高まる。トイレが混雑するからといって水分を控えれば、脱水症状になる危険性もある。

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野外活動での基本的な対策

野外で活動する際は、風通しの良い服を着用し、帽子や日傘で直射日光を避けるなどして身を守りたい。こまめな水分・塩分補給や休憩など基本も徹底してほしい。車で出かける場合は、子どもやペットを車内に残したまま離れないことが大切だ。外気温がそれほど高くなくても、直射日光が当たると閉め切った車内は急激に高温になる恐れがある。たとえ短時間でも車を離れる場合には、子どもたちも一緒に行動しなければならない。

暑熱順化で本格的な暑さに備える

今後の本格的な暑さに備え、今のうちからできることもある。無理のない範囲で汗をかき、徐々に体を暑さに慣れさせる「暑熱順化」が熱中症の予防につながる。暑熱順化は、少し遠くまで徒歩や自転車で買い物に行ったり、階段を上り下りしたり、入浴で湯船に浸かって汗をかくなど、日常生活の中で取り組むことができる。個人差はあるが、暑さに慣れるには数日から2週間程度かかるため、早めに始めることが肝心だ。

気象庁と環境省の新たな取り組み

気象庁と環境省は先月22日から、熱中症への注意を呼びかける「熱中症警戒アラート」と、過去に例のない危険な暑さになる場合に出す「熱中症特別警戒アラート」の運用を開始した。また今年から、最高気温40度以上の日を「酷暑日」とすることを決めた。こうした気象情報に留意して、暑い季節を健康に過ごしたい。

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