はしか流行で川崎市がワクチン無料接種対象拡大、中学3年生まで
川崎市、はしか対策でワクチン無料接種対象を拡大

神奈川県川崎市は、はしか(麻疹)の流行を受けて、ワクチンの任意接種を無料で受けられる対象者を拡大するなど、感染予防策の強化に乗り出した。この方針は、21日に開かれた市議会健康福祉委員会で報告された。

はしかの感染力とワクチン接種の重要性

はしかは空気感染する非常に強い感染力を持ち、予防にはワクチン接種が最も効果的とされている。定期予防接種は1歳児と就学前の1年間(計2回)が対象だが、市は現在、定期接種期間終了後1年以内の未接種者に対して、無料の任意接種を実施している。

流行状況と新たな対策

今年に入ってからの市内のはしか発生件数は、18日現在で27件に上り、前回流行した2019年の年間11件を既に上回っている。年齢別では30代が最も多く9件、次いで20代が7件となっている。高齢者は過去の自然感染により免疫を持っている可能性が高いとみられる。

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感染者の多くが感染経路を特定できず、流行の収束が見通せないことから、市は今夏以降、当面の間、無料の任意接種の対象を中学3年生まで拡大する。ワクチン接種歴が2回未満の子どもには、個別に案内を送付する。

また、重症化リスクが高く、ワクチン接種前の乳児の感染を防ぐため、0歳児と同居する父母のワクチン接種歴が1回以下の場合、接種費用または抗体検査費用の1回分を助成する。

市感染症対策課によると、今回の拡大措置により、多くの市民がワクチン接種を受けやすくなり、感染拡大の抑制が期待されている。

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