2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のパビリオン建設費が、当初計画の約2倍に膨らむ見通しとなった。博覧会協会が1日、試算結果を公表し、資材価格の高騰が主な要因と説明している。
建設費、約2倍に
協会によると、パビリオン建設費は当初約350億円と見込んでいたが、最新の試算では約700億円に達する見込み。鉄鋼や木材などの建設資材価格が世界的に上昇している影響が大きい。また、人件費の高騰も響いている。
運営費も増加
運営費も含めた総事業費は、当初の約1,250億円から約1,800億円に増加する見通し。協会は、入場料の値上げや企業からの協賛金増額などで財源を確保する方針。入場料は現在の大人2,000円から3,000円程度に引き上げる案が検討されている。
会場となる大阪市此花区の夢洲では、現在基礎工事が進められている。パビリオンの建設は2024年度から本格化する予定だが、資材調達の遅れが懸念されている。
- 建設費:当初約350億円 → 約700億円
- 総事業費:当初約1,250億円 → 約1,800億円
- 入場料:大人2,000円から3,000円程度に値上げ検討
協会の担当者は「資材高騰は世界的な現象で、やむを得ない面がある。万博の成功に向け、関係者と協力して対応していく」と述べている。



