熊本地震から10年を迎えた2026年5月30日、熊本県益城町の災害公営住宅・木山下辻団地で、住民同士の交流を深めるイベントが開催されました。このイベントは、町の補助金を活用し、住民らが初めて企画したものです。
手作りの食事で交流
約110世帯が暮らす同団地では、高齢化や住民同士のつながりの希薄化が課題となっていました。イベントでは、住民らが集会所に集まり、手作りの豚汁やおにぎりを味わいながら、和やかな雰囲気の中で交流を深めました。
講演会でつながりの重要性を確認
「災害時代を生きる条件」をテーマに講演した熊本学園大の高林秀明教授は、他者との関わりが心身の健康を支えると指摘。「災害公営住宅でより良く暮らすためには、他者の声に耳を傾け、つながりを保つことが必要です」と語りました。
団地長の井芹哲史さん(75)は「今回のイベントが新たなつながりのきっかけになれば」と期待を込めて話しました。



