和歌山市長選、自民党県連が自主投票へ 浜田氏と尾崎氏の一本化断念
和歌山市長選、自民党県連が自主投票へ 浜田氏と尾崎氏

和歌山市長選挙(8月2日告示、9日投開票)を巡り、自民党和歌山県連は10日、特定の候補者を推薦せず、自主投票とする方針を正式に決定した。県連はこれまで候補者の一本化を模索してきたが、最終的に断念した経緯がある。

候補者一本化の経緯

県連によると、5月に推薦を希望する候補者を募ったところ、3人から申請があった。このうち、前和歌山市議の浜田真輔氏(64)と県議の尾崎太郎氏(60)が最終選考に残った。両氏の間で調整が行われたが、互いに推薦を譲らず、一本化は実現しなかった。

県連は推薦を出さない理由について、「2人の間に大きな優劣を見いだすことができなかった。一本化を模索したが、ともに決意は固く、実現しなかった。一方の推薦を出すことで、かえって大きな分裂を招くことを懸念した」と説明している。この判断は、党内の結束を重視した結果とみられる。

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立候補表明者の状況

現在までに、市長選への立候補を表明しているのは、イベント企画業の福井清光氏(57)、元市長の旅田卓宗氏(81)、そして浜田真輔氏の3人である。現職の尾花正啓氏(73)は不出馬を明言しており、新たな市長の選出が注目される。

浜田氏は前市議として市政経験があり、尾崎氏は県議として県政での実績をアピールしている。両氏とも自民党系の保守層を主な支持基盤としているが、政策やスタイルに差があり、一本化が難航したとみられる。

今後の選挙戦では、自主投票となったことで、自民党支持層の票が分散する可能性がある。一方で、無所属の福井氏や旅田氏がどの程度支持を集めるかも焦点となる。

和歌山市長選は、8月2日の告示まで約1か月半となり、各候補者の動きが活発化している。有権者の関心も高まっており、今後の選挙戦の行方が注目される。

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