福岡市議会、議員定数協議の特別委設置へ 人口増で1人当たり4000人以上増加
福岡市議会、議員定数協議の特別委設置へ

福岡市議会は、来春の市議選に向けて議員定数を協議する「議員定数調査特別委員会」を設置する方針を固めた。総定数は2011年の選挙以降、62に据え置かれている。一方、市の人口は2025年国勢調査(速報値)で過去最高の約166万人に達し、議員1人当たりの人口は約15年間で4000人以上増加している。特別委の議論が注目される。

特別委設置の経緯

各会派の代表者会議が開かれ、特別委を設置することで合意した。10日開会の6月定例会に議員提案され、設置される見通しだ。2022年に設置された前回の特別委では、人口増が続いていたものの、財政状況や市民感情などを考慮して総定数を据え置いた経緯がある。

選挙区別の現状

市内7区の選挙区別の定数は現在、人口比などに基づき、東区12、博多区9、中央区7、南区11、城南区6、早良区9、西区8となっている。選挙区別の議員1人当たりの人口は最も多い中央区が約3万900人、最も少ない城南区が約2万2300人で、中央区は城南区の1.38倍となるなど、各区の差も広がっている。

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総定数を維持し、区の人口比に応じて議員数を割り振り直す方法もあるが、人口は全区で増えており、「区同士の比較だけで安易に減らすのはおかしい」と指摘する議員もいる。市議会は特別委で、他の政令市の状況なども調査しながら慎重に検討し、年内にも結論を出す方針だ。

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