大阪府議会、定数削減案を維新が単独提出へ
大阪府議会は11日、現在の定数79を73に削減する改正条例案を、16日の閉会日に提出することを議会運営委員会で決定した。この条例案は、自民党や公明党が反対する中、大阪維新の会が単独で提案する見通しだ。可決されれば、2027年春の統一地方選で実施される府議選から適用される。
維新府議団は2023年の府議選で「全都道府県議会で最もスリムな議会」を公約に掲げ、過半数を獲得。2025年10月の国勢調査速報値に基づき定数を6減らせば、議員1人あたりの人口は約12万人となり、東京都の約11万2000人を上回り全国最多になる見込みだ。
改正条例案の内容と反対意見
改正条例案では、人口が少ない区の定数が人口の多い区を上回る「逆転現象」を解消し、定数増となる選挙区が出ないようにするため、「0増6減」とした。具体的には、大阪市大正区・西成区(2→1)、大阪市城東区(2→1)、豊中市(4→3)、枚方市(4→3)、茨木市(3→2)、大東市・四條畷市(2→1)の6選挙区で定数が削減される。
公明党や自民党は「逆転現象に関係ない選挙区まで定数を減らす手法で、到底受け入れられない」と反対している。府議会定数は2011年に109から88に削減され、2022年に79となった経緯がある。



