高市首相応援候補が練馬区長選で大敗 地方選敗北続きで「人気頼み」の限界指摘
高市首相応援候補が練馬区長選で大敗 地方選敗北続き

練馬区長選で自民党推薦候補が敗北 高市首相の応援も実らず

12日に投開票が行われた東京都練馬区長選挙において、自民党が推薦する候補者が落選した。この選挙では高市早苗首相(自民党総裁)が応援に駆けつけるなど、党を挙げての支援活動が展開されたが、その努力は実を結ばなかった。

地方選での敗北が相次ぐ自民党

今年に入ってから自民党は地方選挙で苦戦を強いられている。1月の福井県知事選挙、3月の石川県知事選挙、そして東京都清瀬市長選挙でも敗北を喫しており、国政での高い支持率が必ずしも地方選の勝利につながらない現実が明らかになりつつある。

鈴木俊一幹事長は13日の記者会見で、これらの敗北について「大変憂慮している」と述べた。一方で、「地方選は地域の事情や争点があり、国政と直接結びつかない部分もある」と指摘し、地域ごとの事情の重要性を強調した。

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高支持率と地方選の乖離

高市政権が発足した昨年10月以降、内閣支持率は高い水準を維持している。共同通信が今月実施した世論調査では、支持率は前回から横ばいの63.8%を記録。自民党の支持率も他党を大きく上回る状態が続いている。

「強いリーダー」として期待を集める高市首相の人気は、2月の衆議院選挙では歴史的な圧勝をもたらした。しかし、その勢いが地方選挙にまで波及しているとは言い難い状況だ。

党内から漏れる懸念の声

自民党幹部の一人は「各選挙区の議員が候補者の当選に向けて必死に活動すべきだ。足腰の強さが問われる」と述べ、高い支持率に甘んじる姿勢に苦言を呈した。

都内選出の国会議員は政権の勢いが失速する兆候を感じ取っており、「不穏な雰囲気だ」と声を潜める。来春に控えた統一地方選挙を前に、党内には緊張感が走っている。

高市首相の「人気頼み」の限界が指摘される中、自民党は地方組織の強化と有権者との地道な対話が求められる局面を迎えている。国政と地方政治の温度差が鮮明になるなか、今後の選挙戦略の見直しが迫られる可能性も高い。

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