岸田文雄首相(自民党総裁)が、次期衆院選に立候補しない意向を固めたことが、複数の政府・党関係者への取材で明らかになった。岸田首相は周辺に「次の衆院選には出ない」と漏らしており、近く正式に表明する見通しだ。
不出馬の背景
岸田首相は、昨年の衆院選で自民党が過半数を維持したものの、与党内での求心力低下が指摘されていた。また、物価高対策や少子化対策など課題が山積する中、政権運営の難しさから不出馬を決断したとみられる。首相は「新しい世代に道を譲る時期だ」と周囲に語ったという。
後継候補は河野氏
後継の総裁候補としては、河野太郎デジタル大臣の名前が浮上している。河野氏は党内で改革派として知られ、若手議員からの支持も厚い。一方で、保守派からは慎重論も出ており、今後の党内調整が焦点となる。
今後の政局
岸田首相の不出馬表明により、自民党内では総裁選の前倒し論が強まる可能性がある。野党側は「政権交代の好機」と捉え、早期の衆院解散・総選挙を求める声が高まりそうだ。今後の政局は流動的で、与野党ともに攻防が激しくなると予想される。



