高市早苗首相は5月5日午前(日本時間同)、ベトナムとオーストラリアへの歴訪を終え、政府専用機で帰国の途に就いた。両国首脳との会談では、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の進化に向けた連携で一致した。
エネルギー・鉱物協力を強化
イラン情勢や中国による輸出規制を踏まえ、エネルギーや重要鉱物のサプライチェーン(供給網)強化へ協力を拡大する方針で合意した。しかし、米イランの緊張緩和や日中関係の改善は見通せておらず、長引けば日本経済への悪影響が懸念される。
FOIP提唱10年の節目
首相はベトナムで、FOIP提唱10年の節目に合わせて演説し、国際秩序の維持へ主体的に役割を果たすと強調した。帰国後も難題を抱える中、今後の外交手腕が問われる。



