茨城県つくば市は、10月から運行を予定している自動運転バスの外装デザインを選ぶインターネット投票を、6月20日から30日までの期間で実施すると発表した。この取り組みは、同市が目指す公職選挙へのネット投票導入に向けた実績づくりの一環として位置づけられている。
自動運転バスのデザイン投票概要
市デジタル政策課によると、バスのラッピングデザインは3案が用意され、20日に公表された後、投票が開始される。投票対象者は、署名用電子証明書が搭載されたマイナンバーカードと、その読み取りが可能なスマートフォンを所持する15歳以上の個人で、つくば市民以外でも投票に参加できる。投票結果は、自動運転バスの運行開始日である10月1日に発表される予定だ。
ネット投票導入への経緯
つくば市はこれまでも、公職選挙へのネット投票導入を目指し、模擬投票を繰り返し実施してきた。2024年には、五十嵐立青市長の2期目における退職金額を決定するネット投票が行われている。2026年度の当初予算には、「インターネット模擬投票実施業務委託料」として1558万2000円が計上されており、今年度中に計2回のネット投票を実施する計画だ。
9日の記者会見で、五十嵐市長は「もう少し実際の選挙に近いシーンがないか協議している」と述べ、公職選挙でのネット投票実現に向けて段階的に実績を積み上げていく方針を示した。今回の自動運転バスデザイン投票も、その一環として注目されている。



