茂木敏充外相は10日、アゼルバイジャンのバイラモフ外相と東京都内で会談し、エネルギー安全保障分野での協力強化で一致した。同国は世界有数の原油・天然ガス産出国であり、茂木氏は「アゼルバイジャンはエネルギー安保や地域の安定にとって重要な国で、日本の大切なパートナーだ」と述べ、連携を進める意向を示した。
エネルギー協力の背景
日本は中東情勢の緊迫化による原油供給不安を受け、代替調達先の多様化を進めている。5月にはアゼルバイジャン産原油を運ぶタンカーが横浜市に到着しており、両国のエネルギー協力は現実のものとなりつつある。
在留邦人退避への謝意
会談では、2月の米イスラエルとイランの交戦開始後、イランに滞在していた日本人が陸路でアゼルバイジャンに退避した件について、茂木氏がバイラモフ氏に謝意を伝えた。両外相は地域の安定に向けた協力の重要性を確認した。



