公明党の西田実仁幹事長は3日の党会合で、中道改革連合への合流について、7月17日が会期末となる今国会中に「一定の方向性を示したい」と表明した。立憲民主党を含めた3党合流には立民が慎重姿勢を崩しておらず、公明と中道改革による「先行合流」も辞さない立場を示唆した発言だ。立民の対応を見極めつつ最終判断するとみられる。
西田氏の主張
西田氏は会合後、国会内で記者団に「次の国会で衆参両院議員がそろって中道改革がスタートできることが一番望ましい」と強調した。中道改革には衆院議員、公明には参院議員しかいない現状を早期に変えるべきだとの考えで、「もともと思っていた中道改革を作って有権者の期待に応えていく必要がある」と訴えた。
両党への伝達
西田氏はこうした考えを中道改革、立民の両党に伝えたことも明らかにした。「一定の方向性」に関しては、「色んな意味がある」と述べるにとどめた。
党内の動き
合流を巡っては、公明は「準備と決意を持っている」(西田氏)などと機運を高める発信を強めてきた。立民の水岡俊一代表が「合流判断の時期を区切って申し上げる段階ではない」としていることもあり、公明内では「立民が決断できないなら、2党先行で進めるしかない」(幹部)との声が広がっている。
公明党は現在、参院議員のみを有しており、中道改革は衆院議員のみ。早期に両院で議員を擁する中道勢力を結集し、次期衆院選や参院選に備えたい考えだ。西田氏は「有権者の期待に応えるため、中道改革を早期に実現する必要がある」と強調した。
一方、立民内では合流に慎重な意見が根強く、水岡代表も時期を区切らない姿勢を示す。公明としては、立民の動きを注視しつつ、中道改革との先行合流も視野に準備を進める方針だ。



