米ロ高官がフロリダで会談、ウクライナ和平協議の可能性浮上
2026年3月12日 08時19分(3月12日 08時20分更新)
【ワシントン、モスクワ共同】米国とロシアの高官が南部フロリダ州で会談を行い、ウクライナ和平協議の可能性が注目されている。米国のウィットコフ和平交渉担当特使は11日、ロシアのドミトリエフ大統領特別代表と会談したことをX(旧ツイッター)で明らかにした。
ウィットコフ氏によると、会談では「さまざまな議題を協議し、引き続き連絡を取り合うことで一致した」と説明された。具体的な内容は公表されていないが、ウクライナ和平や米ロ間の経済協力が取り上げられた可能性があるとみられている。
米側からクシュナー氏らが出席、ロシア側はプーチン大統領の代理人
会談には米側からトランプ大統領の娘婿であるクシュナー氏やホワイトハウスの高官が出席した。ロシア側のドミトリエフ氏は、プーチン大統領の代理人として米側との会談を重ねてきた経緯があり、今回の会談はその一環と見られる。
ドミトリエフ氏は2月下旬にもスイス・ジュネーブで米関係者と会談したことが確認されており、両国間の対話が継続的に行われていることが示唆される。このような高官レベルの接触は、ウクライナ侵攻をめぐる緊張緩和への期待を高めている。
国際社会の反応と今後の展開
ウクライナ侵攻は長期化しており、和平への道筋が模索される中での今回の会談は、国際社会から関心を集めている。専門家は、会談が実質的な進展につながるかどうかは不透明だと指摘するが、対話の継続自体が前向きな兆候と評価する声もある。
今後、両国が具体的な合意に至るかどうかは、ウクライナ情勢や国際的な圧力に左右されるとみられる。関係者は、和平プロセスを加速させるため、さらなる協議が必要だと強調している。



