万博跡地開発、近く事業者募集へ 決定は来年2月か 大阪・夢洲
大阪・関西万博が開催された人工島・夢洲(大阪市此花区)の開発をめぐり、大阪市は3日、会場跡地中心部の2期開発エリアについて、6月下旬から7月上旬ごろに開発事業者の募集を開始し、来年2月ごろに事業予定者を決定する計画を公表した。すでに応募の意向を示している事業者もあるという。
2期エリアの概要と大屋根リングの保存
2期エリア(約50ヘクタール)では、万博会場のシンボルだった大屋根リングの一部(約200メートル)を保存することが決まっている。近くに記念館を建設し、一帯を市が公園として整備する予定だ。公募ではこれらの部分を除いた範囲(約42ヘクタール)の開発事業者を募る。
3期エリアも対象に 一体開発の可能性
この日開催された事業者募集に関する市の会議では、開発提案の際には、会場跡地南部の3期エリア(約40ヘクタール)などを含めた提案を可能とする方針も示された。3期エリアはこれまで「健康や長寿につながる長期滞在型の上質なリゾート空間」とされてきたが、開発の詳細は未定だ。一体開発について、担当課は「あくまで3期計画に支障が出ない暫定的な利用」を想定しているとしている。
市場調査で浮上した開発案
2期エリアの開発をめぐっては、事前の市場調査として事業者から提案を募ったところ、サーキット場、大型アリーナ、ウォーターパークなどが挙がっていた。会議では、これらの「優秀提案」を行った二つの共同事業体(代表企業=大林組、関電不動産開発)が合流して応募する意向を市に伝えたことも明らかとなった。
1期エリアではIR工事が進行中
会場跡地北隣の1期エリアでは、カジノを含む統合型リゾート(IR)の工事がすでに始まっている。



