糸島市の新年度予算案が過去最大規模の523億円に
福岡県糸島市は、2026年度一般会計当初予算案として総額523億800万円を発表しました。この予算案は2月に実施された市長選に伴う骨格予算として位置付けられていますが、前年度当初比で1.7%増加し、2年連続で過去最大規模となりました。市議会定例会は4日から開会し、この予算案が提案される予定です。
歳入・歳出の内訳と特徴
歳入面では、市税が前年度比6.3%増の117億4000万円となり、市民税や固定資産税の増加によって過去最高額を記録しました。一方、借金にあたる市債は同27.9%減の27億100万円と、財政健全化への取り組みが示されています。
歳出では、人件費と扶助費、公債費を合わせた義務的経費が前年度比2.9%増の247億1800万円となり、予算総額の約半分を占めています。この増加は、社会保障や公共サービスの維持・拡充を反映したものと考えられます。
注目の新規事業と教育支援策
今回の予算案では、特に教育分野への投資が目立ちます。主な新規事業として以下の項目が計上されました:
- 小中学校の給食費無償化:費用として6億2700万円を計上し、家庭の経済的負担軽減と子どもの健全な成長を支援します。
- 小中学校体育館の空調整備事業:3200万円を投入し、学習環境の改善を図ります。
これらの施策は、子育て世帯への支援強化と教育環境の向上を目的としており、市民生活の質的向上に寄与することが期待されます。
市議会審議の日程と今後の展開
市議会定例会の会期は25日までの22日間に設定されており、一般質問は16日、18日、19日に行われる予定です。予算案の審議を通じて、市民の声がどのように反映されるかが注目されます。糸島市は、この大規模予算を活用して持続可能な地域発展を目指す方針です。



