前橋市のデジタル通貨「めぶくペイ」還元率を3%から2%に引き下げへ
めぶくペイ還元率を3%から2%に引き下げ (12.03.2026)

前橋市のデジタル通貨「めぶくペイ」還元率を3%から2%に引き下げへ

前橋市は12日の市議会総括質問において、デジタル地域通貨「めぶくペイ」のポイント還元率を10月を目途に、現在の3%から2%に引き下げる方針を明らかにしました。この変更は、事業の持続可能性を高めることを目的としており、加盟店が支払う決済手数料に対する市の全額負担も廃止される見通しです。

持続可能な運営を目指す背景

市のにぎわい商業課によれば、めぶくペイは2023年12月のサービス開始以来、キャンペーン期間を除き、利用者へのポイント還元率は一律3%が維持されてきました。また、加盟店が運営事業者に支払う決済手数料(2%)については、市が支援金として全額を負担してきました。しかし、今回の見直しにより、手数料は10月頃から加盟店の決済額に応じた割合で負担を求めることになります。

これらの変更を踏まえ、審議中の新年度一般会計当初予算案には、ポイント還元と支援金の費用として7590万円が計上されています。市議会では、「時勢に合わせた見直しは妥当だが、中小規模の店舗への配慮を求める」との要望が寄せられ、事業の公平性と持続性の両立が課題として浮き彫りになりました。

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めぶくペイの現状と今後の展望

めぶくペイは、3月8日現在で登録者数が2万7363人に達し、スーパーやドラッグストアなど1679店舗で利用可能となっています。このデジタル通貨は、地域経済の活性化を目的として導入され、利用者の増加と加盟店の拡大を続けてきました。

今回の還元率引き下げは、財政負担の軽減と長期的な事業運営の安定を図るための措置です。市は、持続可能なモデルへの移行を強調しており、今後の展開に注目が集まっています。地域通貨の運営において、利用者と加盟店双方の利益をバランスさせることが、成功の鍵となるでしょう。

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